平成20(2008)年度 基幹研究報告

■テーマ

豊中市の都市空間における集会機能の再編に向けた基礎研究 2



■研究報告書 要旨
 公共施設の有効利活用および再編は、これからの市民社会にとって重要な課題であり、かつ全国的な問題になりつつあります。本研究は、市民の生活行動や意識と集会機能を持つ公共施設などの「場」との関係を考察した昨年度の研究をもとに、豊中市の集会機能を持つ市有施設の有効利活用策について提案しています。

■研究報告書 目次
1.序章
 
1.1.研究の背景
 1.2.研究の目的と意義
 1.3.研究の構成
 1.4.用語の定義

2. 豊中市の地域集会施設に対する満足度
 2.1.研究の方法
 2.2.施設満足度に影響する要因
 2.3.まとめ

3. 公共施設における集会機能の複合形態
 3.1.研究の方法
 3.2.集会機能が複合化される建物用途
 3.3.平面形態からみた集会機能の複合タイプ
 3.4.集会機能を複合化した施設の運営と利用実態
 3.5.豊中市内の集会機能を複合化した福祉施設の運営実態
 3.6.まとめ

4. 大阪市天王寺区における地域集会施設の利用実態と利用者意識
 4.1.研究の方法
 4.2.天王寺区内の集会機能を有する公共施設
 4.3.地域集会施設と老人憩の家の管理運営
 4.4.地域集会施設・老人憩の家の空間の使われ方
 4.5.地域集会施設の利用と利用者の余暇活動
 4.6.まとめ

5. 小学校施設の集会機能としての活用に向けた検討
 5.1.研究の流れと方法
 5.2.近年新築された小学校の学校開放と安全対策
 5.3.雲南市における学校開放、学校安全の実態
 5.4.豊中市における学校開放、学校安全の実態
 5.5.まとめ


6. 結論
 6.1.研究のまとめ
 6.2.今後の集会施設のあり方に向けた提案
 6.3.最後に

(伊丹)


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